美容ナースが教える!シミ取りレーザーの失敗とは?失敗しない方法とは?

このシミさえなかったら・・・
なんていうシミありませんか?

そんな時、やってみたいと気になるのが「シミ取りレーザー」

 

こんにちは。
美容医療に携わって15年以上。
メディカルスキンケアスペシャリストのMarikoです!

 

シミ取りレーザーに興味はあるものの、やってみたいと思ってネットで検索してみたら、失敗した・・・という書き込みもチラホラ。
不安になってしまった方も多いのではないでしょうか。

 

そんな不安なあたなのために、今回の記事では
シミ取りレーザーの失敗とは?失敗しない方法とは?
について書いていこうと思います。

 

しっかりわかっていれば、そんなに怖がることはありません!

 

シミ取りレーザーの失敗とは?

まずは、シミ取りレーザーで失敗って何なのか?
についてみていきましょう!

 

  • シミが取れなかった
  • シミが濃くなってしまった
  • 肝斑が悪化してしまった
  • やけどをしてしまった
  • かさぶたにすらならなかった

 

ネットでよく書かれている「失敗」にはこんなものがありました。
これは、たまにある患者さんからの訴えとも、ほぼ同じだと思います。

 

ただ、この中のほとんどは、しっかり知識があれば怖がる必要はありません。
それぞれについて、しっかり解説していきますね!

 

まずはシミ取りレーザー後の流れを知ろう!

まずはシミ取りレーザー後の経過を十分理解しておくことが大切です。
経過を知っていれば、自分が今どの状態にあるのかがわかります。

 

シミ取りレーザーの流れは、簡単に言うとこんな感じです。

 

レーザー照射

レーザー後の処置

1週間くらいテープと塗り薬、または貼りっぱなしのテープ

かさぶたが取れる(照射後1週間~2週間くらい)

色素沈着(ほとんどの日本人はなります)
半年から1年くらい

シミ、さよなら!

 

大まかな流れがつかめたでしょうか?
さらに詳しく経過を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
↓↓
美容皮膚科ナースの私が「シミ取りレーザーの経過」全部説明するよ!

 

 

シミ取りレーザー失敗の原因

先ほどの失敗したという意見と合わせて一つ一つ見ていきましょう。

 

シミが取れなかった、濃くなってしまった

シミが取れなかった、濃くなってしまったという場合には2つの理由が考えられます。

  1. レーザー後の色素沈着がまだ取れていない
  2. 本当にシミが残っている

というものです。

 

レーザー後の色素沈着を「シミが取れなかった」と勘違いする方、実はかなり多いんです。
レーザー後の流れをしっかり理解しておくのが大切、といいうのはこういう事なんですね。

 

シミ取りレーザー後の色素沈着は、ほとんどの日本人がなります。
場合によっては始めのシミより濃い色の色素沈着になることもある為、シミが濃くなったと勘違いする方がいます。
顔だと半年くらい、体だと1年くらいかかって肌色に戻ってきます。

 

レーザー後、半年もたたないうちには、
シミが取れたかどうかの判断ができないという事です。

 

この時期に大切なことは、日焼けをしないこと。

 

日焼けをしてしまうと、色素沈着が落ちなくなってしまいますので注意。

 

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
↓↓

 

肝斑が悪化してしまった

肝斑の上に重なってできているシミにレーザー治療をしてしまうと、肝斑が悪化することがあります。
基本的に、肝斑にレーザーを当てるのは禁忌です。

 

ではなぜ、肝斑があるのにレーザーを当ててしまったのか・・・とい所です。

 

これの一番の原因は、ドクターの知識不足が大きいと私は思います。

 

熟練のドクターでしたら、
肝斑にレーザーを当ててはいけないことを知っていますし、
肝斑があるかどうかを診断することができます。

 

しかし、知識のないドクターは、肝斑があるかどうか診断できないことがあるというわけです。

 

隠れ肝斑という、表面にまだ色が出てきていない肝斑というのもあり、
判断が難しいこともありますが、しっかりしたドクターであれば、
当然そのリスクの説明もあるでしょうし、予防策も教えてくれます。

 

ドクター探しはとても重要になります。
それについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
↓↓
本当に信頼できる美容クリニックの選び方

 

やけどをしてしまった

レーザー治療にやけどのリスクはどうしても付きもの・・・
というのが事実ではありますが、
やはりこれも、ドクターの経験と知識が一番大切な部分です。

 

というのも、やけどをした理由は、
レーザーのパワー設定が高すぎたからという事がほとんどだからです。

 

やはり、ドクター選びはとても重要と言えますね。

 

かさぶたにすらならなかった

これもたまにある訴えです。
通常かさぶたになると事前に説明しているため、
かさぶたにならないので効かなかったと思うわけです。

 

これについてはこちらで詳しく説明していますので、
読んでみてくださいね。
↓↓
シミ取りレーザーしたのにかさぶたにならないのはなぜ?

 

シミ取りレーザーで失敗しない為に自分で出来ること

シミ取りレーザーで失敗という事について一通り説明してきました。
自分で出来る対策というのも大切ですので、これも説明しておきますね!

 

  • ドクター選びをしっかりする
  • 日焼けをしない(日焼け止めをしっかり使う)
  • 自宅でのスキンケアを効果のあるものに変える
  • 内側からもシミがなくなるサポートをする

 

ここまでお話してきた通り、ドクター選びはかなり重要です。
知識や経験がないドクターはいくら金額が安くても避ける方が無難です。

 

また、日焼けをしてしまった肌にレーザー治療をするとトラブルが起きやすくなりますし、
レーザー後に日焼けをしてしまえばまたシミになってしまいます。

 

日焼け止めはしっかり1年中使うようにしてください。
参照:皮膚科女医もナースも使用 絶対におすすめの日焼け止め

 

自宅でのスキンケアも重要です。
これをしているのとしていないのでは、経過が大きく変わってきます。
こちらを参考に、自分に合うものを選んでください。
↓↓
美容ナースが教える!シミに本当に効く化粧品ランキング

 

内側からもサポートしてあげれば、さらに効果は上がります。
これも、こちらを参考に選んでみてくださいね。
↓↓
美容ナースが教える!30代40代アラフォー女性おすすめ美容サプリランキング

 

ここまでやっておけば、シミ取りレーザーが失敗する確率はかなり低くなります!

 

まとめ

いかがでしたか?
参考になりましたでしょうか?

 

正しい知識があれば、シミ取りレーザーは怖くないというのが分かっていただけたと思います。

 

シミ取りレーザーを受けた患者さんの多くは、
「もっと早くやっておけばよかった」と言います。

 

そして、なぜやらなかったのかと質問すると、
口をそろえて「怖かったから」と答えます。

 

経過と対策を知っていれば、不安はなくなりますよね。

 

この記事があなたの不安をすこしでもなくしてくれていたら嬉しいです。

 


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