シミ取りレーザーしたのにかさぶたにならないのはなぜ?

シミが気になってシミ取りレーザーをした。
かさぶたになるって聞いていたのに、
私のシミはかさぶたになっていないんですけど・・・

 

なんで?
これで経過はあってるの?
効いてないの?

 

今回の記事では、患者さんからも質問が多い、
「シミ取りレーザーしたのにかさぶたにならないのはなぜ?」
について書いていこうと思います。

 

 

シミ取りレーザーの経過

まずはシミ取りレーザーの経過を復習しておきましょう。

 

シミ取りレーザーの経過を知っていれば、
だいたいの疑問は解決してしまうのです!!

 

まずはこちらをじっくり読んでみてください。
↓↓
美容皮膚科ナースの私が「シミ取りレーザーの経過」全部説明するよ!

 

経過を見てみると、やっぱり「かさぶた」ができると言っていますね。

 

でも、これは「だいたいの人がそうなる」から説明している経過です。
こういう説明というのは、
確率が多い方を中心に書いてあったりしますので、
全員がその経過になるとは限らないのでご安心を!!

 

シミ取りレーザーでかさぶたにならないのはなぜ?

これにはいくつか理由があります。
説明していきますね!

 

理由1 シミの色が薄かった

シミ取りレーザーというのは、黒い色に吸収されるようにできています。
黒い色が濃ければ濃いほど、レーザー後の反応が強くなります。

 

つまり、黒い色味が少なければ反応が弱くなり、
結果かさぶたにならなかった、という事が起こるわけです。

 

ちなみにこの場合、かさぶたにならないから効かなかった、
という事ではないので安心してください。

 

理由2 レーザーのパワーが弱かった

理由1と似ていますが、パワーが弱ければ反応も弱くなりますので、
結果かさぶたにならないという事があります。
基本的にドクターはシミの濃さや場所により、レーザーのパワーを変えています。

 

例えば色素沈着が起きやすい場所だからパワーを弱くしたかもしれませんし、
あなたの肌の状態では強くできないので弱くしたかもしれません。

 

または、ドクターの読みが甘かったから、
そのパワー設定ではあまりシミが反応しなかったのかもしれません。

 

シミの色がある程度濃かったのにかさぶたができなかった場合は、
そのことをドクターに伝えて経過をしっかり見てもらう必要がありますね。

 

 

理由3 かさぶたにならないテープを使用した

レーザー後にデュオアクティブというテープを使用した場合、
かさぶたにならずに治っていきます。

 

実は最近では、傷はかさぶたを作らずウエット(湿った)な状態で治す方が、
キレイに治るとされています。
デュオアクティブはまさにその状態を作ってくれるテープなんです。

 

レーザーでできた傷を保護し、人口のかさぶたのような役目をし、
傷を湿った状態のまま治してくれる優れものです。

 

市販のキズパワーパッドが同じものですね。

 

このテープを使用した場合には、かさぶたにならないという経過で正解です。

 

 

かさぶたにならなかったらどうしたらいい?

上の3つを読んでも、まだ不安な方もいるかもしれませんね。

 

いずれにせよ、大切なのは経過をしっかりドクターに伝え、
その後もちゃんと診てもらうということです。

 

始めの方にも書きましたが、
シミ取りレーザー後には必ずと言っていいほど色素沈着の時期が来ます。
この色素沈着の時期を「シミの取り残し」と間違えて、
また上からレーザーを当ててしまうと、さらに強い色素沈着が起こります。

 

かさぶたにならなくて不安、シミが取れていないのでは?
なんて思った場合は、ほかのクリニックに相談に行ってしまうのではなく、
レーザーを当ててくれたドクターにもう一度相談し、
経過をしっかり見てもらうようにしましょう!!!

 

クリニック選びは↓↓を参考にしてくださいね!

本当に信頼できる美容クリニックの選び方

 

シミ取りレーザー後の色素沈着を防いだり、
早く治してくれるのはハイドロキノンビタミンCです。

 

基礎化粧品にハイドロキノンとビタミンCが含まれているものを使うと、
手軽にケアできるのに綺麗に治ります!

 

市販のものでは効果がないため、
ドクターズコスメを使うのが正解です。
これを使っているのと使っていないのでは、
経過がかなり違ってきます。

こちらの記事を参考に自分に合うものを選んでくださいね!

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美容ナースが教える!シミに本当に効果があるドクターズコスメランキング

 


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