レーザーよりキレイ!?ほくろを手術で除去した場合の経過と傷跡。

ホクロの除去につては、
レーザーで治療した方ががきれいになると思っている方が本当に多いです。
患者さんとお話ししていても、よく言われます。

 

でも、実際は手術で治療をした方がキレイになる場合があるんです。
ホクロ除去の方法については↓↓を読んでみてください。
ほくろを取りたいんだけど、きれいになる除去の方法って?

 

今回は、手術でほくろを除去した場合の経過と傷跡について、
詳しくお話していきますね!

 

手術でホクロを取るってどういうこと?

手術でホクロを取るというのは、
その部分の皮膚を切り取ってしまうという事です。

 

レーザーと大きく違う点は、
切り取ってしまうため、同じ場所への「再発がない」という事です。
また、悪いもの(癌)ではないかという検査をすることができます。

 

保険診療を行っているクリニックでしたら、
手術によるホクロ除去は保険が適用されます。

 

どういうホクロは手術の方がきれいになる?

ちゃんとした形成外科のドクターであれば、
ホクロの直径が5mmを超えると手術も考慮します。

 

「ちゃんとしたドクター」って何?という方、
これはすごく重要ですので↓↓の記事をしっかり読んでくださいね!

本当に信頼できる美容クリニックの選び方 Part①
本当に信頼できる美容クリニックの選び方 Part②

 

ある程度大きいホクロになってくると、
横に大きいだけではなく、深さがある場合があります。
レーザーで深く削っていくと、傷跡が残りやすくなります。

 

レーザー治療で残った傷跡というのは、
水ぼうそうの跡のような丸い傷跡です。
元々あったそのホクロの大きさの丸い傷跡が残るなら、
手術をして細い1本の傷跡にした方が目立たない可能性があります。

 

また、例えば鼻のわきにあるホクロなら、
小鼻の筋に合わせた傷跡にしますし、
眉間や目尻、ほうれい線の上にあるホクロでしたら、
将来そこにできるであろうシワに合わせた傷跡にします。

 

こうするとほとんどわからない傷跡になるんですね。

 

ちゃんとしたドクターは、これを頭の中で考えて、
一番傷跡が目立たなくなる方法を選んでいるんです。

 

 

ホクロを手術で除去する場合の経過

手術は下記のような流れで進んでいきます。

 

マーキング(どういう風に切るか、ドクターが印をつけます)

麻酔の注射(部分麻酔ですので意識はなくなりませんよ!)

切り取って、縫う

ガーゼとテープで保護して終了

 

手術時間はだいたい30分くらいだと思います。
当日は出血しやすいのでお風呂やお酒はお休みです。
次の日からは日常生活を普通におくってしまって大丈夫!!

 

手術後の経過

手術後1週間くらい(抜糸の日まで)は、
テープで保護しておく必要があります。

 

5日~2週間(手術部位によってちがいます)で抜糸。
抜糸後もテープをしておいた方が傷跡はきれいに治りやすいです。

手術後は傷跡が赤い状態です。
1~3か月目くらいが一番赤くて硬くなりますが、
これは普通の経過ですので大丈夫!
(傷跡が盛り上がってくる場合は早めにドクターに相談しましょう。)
半年~1年くらいかけて肌色の皮膚に戻っていきます。

 

 

実際に、ほかのクリニックでレーザーによるホクロ除去をして、
傷跡が気になると訴えてやってくる患者さんもたくさんいます。
やはり、ちゃんとしたドクター選びをすることが重要になってきますね。

 

たまに、ドクターから手術を勧められてもレーザー治療をすると言い張る方が居るんですが、
この記事を読んでくれたあなたはもうわかりましたよね?
手術の方がキレイに治る場合もたくさんあります。
まずはドクター選びをしっかりして、信頼できるクリニックで治療しましょうね!

 

 


>>注目の記事