シミ取りレーザー失敗例を美容ナースが全解説!だからあなたはキレイになれない

シミ取りレーザーの失敗はどうして起こるのか?
どうやったら失敗しないのか?
その原因を知っておけば不安も解消しますよね。

 

美容ナース歴約15年。
メディカルスキンケアスペシャリストエキスパートナースのMarikoです。

 

シミ取りレーザーは、気軽にできてそこまで高額でなく、
効果もしっかり出るので、美容ナースの私としては、
いいシミの治療方法だと思います。

 

しかし、ネットの口コミを見てみると、
「失敗」「シミが消えない」等、
悪い口コミが目立っているように感じます。

 

でもこれは、ほとんどの場合

・経過を知らない
・注意するべきことを知らない

というだけ。

 

しっかり経過と気を付けることを知っていれば、
失敗を怖がることはありません!

 

そこで、今回の記事では
シミ取りレーザー失敗例を美容ナースの私が全解説!
していこうと思います。

シミ取りレーザーの経過を知ろう

シミ取りレーザーの失敗をなくすには、まず経過を知っておきましょう!

 

ほとんどの場合、シミ取りレーザーの経過が分かっていないため失敗したと勘違いしてしまいます。

 

また、経過を知らないため、気を付けなければならないこともわからないわけです。

 

通常、シミ取りレーザー治療の前にドクターや看護師から説明を受けているはずなのですが、
だいたいの方が覚えていないんですよね。

 

でも、治療を受けるからには正しい知識を付けてから挑みましょう!

 

この流れがしっかりわかっていると、失敗の確率が80%くらい減ります!!
参照:シミ取りレーザーの経過を美容皮膚科ナースの私が全部説明!

 

レーザー後の色素沈着を知ろう

始めに書いたシミ取りレーザーの経過に「色素沈着」というのがありましたよね。
実は、これがシミ取りレーザー失敗と思ってしまう大きな原因なんです。

 

シミ取りレーザーをした部分は、簡単に言うと火傷した(炎症を起こした)ような状態です。

 

揚げ物や炒め物をしている時に油が跳ねてやけどして、
その部分が茶色くなってしまった経験がある方いるのではないでしょうか?

 

または、ヘアアイロンやコテで軽いやけどをして、
かさぶたが取れた後茶色くなった経験など。

 

つまり、火傷(炎症)をした後のお肌は、炎症後色素沈着が起こってしまうんです。

 

これは、私たち黄色人種だと、ある程度避けられないものだと思ってください。
例えば白人さんだったら、ほとんどの場合色素沈着にはならないんです。

 

この色素沈着をシミの取り残しと勘違いしてしまう事が、
シミ取り失敗と言われてしまう大きな原因になっていたんです。

 

レーザー後色素沈着の期間

レーザー後色素沈着の期間は、

・顔=約6か月程度
・体=約1年程度

となります。

この期間は、どれだけ気を付けることができたかによっても変わってきます。

 

色素沈着の時期に気を付ける事

この時期には

・絶対に日焼けをしない
・絶対に刺激を加えない

ということを徹底してください。

日焼けをしてしまえば、色素沈着はあっという間にシミになってしまいます。

また、こするなどの刺激を与えるのも、色素沈着を落ち着きにくくしてしまいます。

 

日焼け止めは、一年中SPF50以上、PS+++以上のものを使ってください。
紫外線対策はシミ取りレーザー後に一番大切なケアになります。

参照:皮膚科女医もナースも使用 絶対におすすめの日焼け止め

 

色素沈着を早く治してくれるものを使う

色素沈着は黄色人種の私たちの場合、ある程度避けて通れない物ではありますが、早く落ち着かせてくれる方法があります。

 

①ビタミンCを外からも中からも取る
ビタミンCには炎症を抑えてくれる作用や、抗酸化作用があります。
それを外からも中からも取ってあげると、炎症後色素沈着が早く落ち着きやすくなります。

中から取るビタミンCは、1日1000mgを目安に。
外から取るビタミンCは、ビタミンC誘導体やAPPS(アプリシエ)で、お肌に浸透しやすいものを使うようにしましょう。

 

②美白作用のある塗り薬を使う
おススメは「ハイドロキノン」です。
メラニンが作られるのを抑制する作用があるので、色素沈着を早く落ち着かせてくれます。

 

①と②の組み合わせで、色素沈着はかなり落ち着きやすくなります。

 

こちらから選んで使うようにしてみてください。
↓↓

絶対にやってはいけないこと

ダメ

これをやると絶対にシミ取りレーザーが失敗する。
そんなことについても説明しておきますよ!

 

シミ取りレーザーをした同じ場所に半年以内にまたレーザーを当てる。

 

これは絶対にダメです!!

 

先ほど説明したように、シミ取りレーザー後にはほとんどの場合色素沈着が起きます。

 

それをシミの取り残しと判断してレーザーを当ててしまうと、
また炎症後色素沈着が起こってしまうわけです。

 

レーザー→色素沈着→レーザー→色素沈着

 

となってしまい、ずーーーーっと治りません!!

 

もう一度レーザー照射が必要かどうかは、必ず半年以上開けてから判断するようにしてください。
これも、シミ取りレーザーで失敗する大きな原因ですので!

 

肝斑の治療は先にする

肌チェック

肝斑の上にシミが重なってできている場合、肝斑の治療を優先してください。

 

肝斑というのは、刺激がとっても苦手。

 

肝斑の上にシミ取りレーザーを当ててしまうと、
かなりの確率で肝斑は真っ黒に悪化します。

 

肝斑の上にシミが重なっている場合、まずは肝斑を薄くすることに専念しましょう。

 

肝斑がある程度薄くなってきたら、シミ取りレーザーを当ててもOKになってきます。

 

肝斑の上にあるシミにレーザーを当てたところ、真っ黒になってしまった・・・
というのも、よくあるシミ取りレーザーの失敗です。

 

まとめ

いかがでしたか?
参考になりましたでしょうか?

 

シミ取りレーザーの失敗は、ほとんどの場合知識不足。
この記事を読んだあなたは、もうしっかり知識を付けました!

 

しっかりケアしてあげればシミ取りレーザーはとてもいい治療です。

 

気になるシミがある方、
治療を受けたほとんどの患者さんの感想は
「こんなに簡単ならもっと早くやればよかった!」
ですよ^^


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