保険が適用される美容皮膚科の治療とは?

美容の相談で、いよいよクリニックを受診しようと思ったとき、
気になるのがやっぱりお金のこと。

今回はその中でも、美容皮膚科で保険がつかえるのかどうか、
について詳しくお話ししようと思います。

 

シミやくすみの治療は保険でできる?

答えから言ってしまうと、
シミの治療の中にも、保険で行えるものはあります!

 

まず、どのシミの治療にも必ず必要になってくるビタミンC。
ビタミンCの内服は、保険で出してもらえます。
しかも、市販のサプリメントより安くて内容もしっかりしています。

肝斑に効果があるトランサミンも、保険で出してもらえまよ!

 

また、膨らんで盛り上がったシミの治療に使われる液体窒素。
こちらも保険が使える治療になります。

 

残念ながら、シミを薄くするための美白クリームやローションなどは、
保険がききません。
レーザー治療(Qスイッチなど)や光治療(フォトフェイシャル)も自費の治療となります。

 

 

ニキビ治療は保険でできる?

年齢が上がってから出てくる大人ニキビ。
治りにくくて、なかなか厄介だったりします。
こちらも保険を使うとどんな治療ができるか確認しておきましょう!

 

ニキビをできにくくするためのビタミン剤(CやB類)。
これは保険で出してもらえます。
市販のものより内容が良く、しかも安いです!

 

 

また、抗菌剤や肌のターンオーバーを早めて角質を薄くする塗り薬も、
保険で出してもらえて、効果もかなりあります。

先日、この薬の勉強会に行ってきたのですが、
肌のターンオーバーを早める塗り薬は、
しっかり使うと自費の治療で行われているピーリングと同じ効果を得られる為、
ピーリングは必要ありません、との事でした。

 

患者さんの経過を見ていても、ちゃんとした使い方をしていると、
しっかり効果が出ていると思います。

 

レーザー治療や光治療、ピーリングは保険が使えない治療となります。

 

 

しわ・たるみ治療は保険でできる?

これに関しては、ほとんどできませんという答えになってしまいます(涙)
一つだけできるとすれば、しわやたるみを作らないよう、
保湿をしっかりしておくための保湿クリームが保険で出してもらえる、
ということですね。

 

こちらの記事も読んでみてくださいね!

最強の保湿の乳液、クリーム、おすすめはどれ?

 

 

大前提として、
保険診療も一緒に行っているクリニックを選ぶという事をお忘れなく!!
大手美容外科などのほとんどは、保険がつかえません。

 

保険が使えない自費の治療料金については、
また別の記事でゆっくり紹介していきますね!

 


>>注目の記事