CO2(炭酸ガス)レーザーでほくろを除去した場合の経過教えます。

気になるホクロがなくなったらどんなにいいだろう・・・
なんだか年齢と共に増えてきたし・・・
なんて悩んでいる方、結構多いですよね。

ほくろの取り方には種類があることを以前お話ししました。
参照:ほくろを取りたいんだけど、きれいになる除去の方法って?

 

今回の記事では、CO2(炭酸ガス)レーザーで治療した場合、
どんな経過でよくなっていくのかについて詳しくお話していこうと思います!

 

CO2(炭酸ガス)レーザーでの治療

CO2レーザーは、ホクロを蒸散(削り取る)することによって除去する治療です。

 

まず、あなたが取りたいホクロの部分に、
局所麻酔(歯医者さんでする麻酔と同じです)をします。
麻酔は少し痛いですが、
これが終わればもう痛いことはないので頑張りましょう!

 

麻酔はすぐに効きます。
部分的な麻酔ですので、意識はなくなりませんよ!
(この質問、意外と患者さんからよくされるんです。汗)

 

そしていよいよホクロを削っていきます。
少し焦げ臭い感じがありますが、心配しなくて大丈夫です。
小さいものなら1分以内、
大きめのものであってもレーザーで治療するくらいのものでしたら、
5分くらいで治療は終わります。

 

お薬を塗ってテープを貼ったら終了です。
飲み薬は通常出ません。

 

治療後のケアはどうしたらいい?

治療後は1週間ほど塗り薬とテープをすることになります。
貼りっぱなしでOKなものと、自分で毎日貼りかえるものがありますので、
治療したクリニックで確認しましょう。

 

治療したその日から洗顔もしてしまって大丈夫ですし、
お風呂にも入れます。
日常生活に制限は全くありません。
ただ、お酒を飲んだりお風呂で温まりすぎたりすると、
治療当日は少し痛みが出る可能性があります。

 

 

治療後の傷が治っていく経過

治療したばかりだと、傷は凹んだ状態です。
どれくらい凹んでいるかは、ホクロがどれくらい深かったかによって違います。

 

1~2日くらいでかさぶたになります。
かさぶたが取れるのは10日~2週間後くらいです。
かさぶたが取れた後の皮膚は、ピンク色をしています。
(けがをした時も、かさぶたが取れるとピンクの皮膚が出てきますよね!)

2週間~1か月くらいかけて、
凹んだ傷が徐々に平らになっていきます。

 

傷の赤みは1~2か月後くらいが一番強く、
顔だと3か月~半年かけて、体だと半年~1年くらいかけて、
肌色になっていきます。

 

傷跡が残らないか心配な方へ

傷跡は全くなくなるわけではありません。
傷跡は、ほとんどわからない程度に治っていく、というのが正しいです。
これは、どんなに上手なドクターがやっても同じです。
いかに目立たない傷に治していくか、というのが重要なのです。

 

治療後のテープは、実は3か月くらい貼っていた方がきれいに治ります。
傷というのは「じっと安静にさせておくこと」が一番きれいに治ります。

 

例えば口の周りなどは、
しゃべっていても食べていても動いていますよね?
傷はこういうのが嫌いです。

 

テープを貼っておくと、
その部分の皮膚が動かないためきれいに治るというわけです。

 

また、このテープ(皮膚科でしたら必ず遮光テープが出ているはずです)、
日を通さないようにできているため、
テープを貼っておくと紫外線対策もしっかりできます。
紫外線対策ができていると、傷がきれいに治ります。

 

テープは1週間くらい貼ればOKとしている美容皮膚科が多いと思うのですが、
私の経験では3か月くらいしっかり貼っていた方の方が、
傷はきれいに治っていると思います。

 

ひと手間加えることで、さらにきれいになるというわけですね。
(お料理みたい!!)

 

何度も何度もしつこく言いますが、
ちゃんとしたドクターのもとで治療してもらうという事が大前提ですよ!

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