美容ナースが教える!肌の赤みを効果的に消す方法とは?

美容ナース歴約15年になるMarikoです。

 

顔の赤みが気になりますか?

 

薄化粧では隠れない、厚化粧では老けた印象になりがち。
顔の赤みで悩んでいる方、実は意外と多いのです。

 

今回の記事では、
肌の赤みを効果的に消す方法とは?
という事で書いていこうと思います!

 

顔の赤みの原因とは?

顔に赤みが出てしまうのには、いくつか原因と種類があります。

 

1.毛細血管拡張症

何らかの原因により血管が拡張し、血管に血液が滞り赤く見える状態。

よく見ると蜘蛛状に血管が広がっています。

肌が薄い方は、より目立ちやすくなります。

 

2.酒さ

特に両頬や鼻に赤みが出てくる状態で、ニキビに似たぶつぶつが一緒に出る場合もあります。
原因は特定されていないのですが、紫外線、温熱、ホルモン異常、飲酒で悪化することがあります。

また、ステロイドを長く使いすぎると、酒さに似た「酒さ様皮膚炎」になることがあります。

 

3.脂漏性皮膚炎

お顔の皮脂分泌が増え、その脂が酸化して皮膚に炎症を起こして赤くなります。

眉、鼻の周り、耳などが赤くなります。

私たちの肌の上にはいろいろな菌がいるのですが、
皮脂が増えると「マラセチア」というカビの一種である金が増え、
それが悪さをしていると考えられています。

アルコールや香辛料などで悪化しやすくなります。

 

4.ニキビ

ニキビによる炎症で赤みが出ます。
繰り返し同じ部分にニキビができると赤みの範囲が広がり、
ニキビが治っても赤みだけ残ってしまうことがあります。

 

5.温度変化によるもの

寒いところから急に暖かいところに入ったときなどに、肌が赤くなります。

 

 

肌の赤みを消す方法とは?

治療方法にもいろいろありますが、何が原因で赤みが出ているのかにより変わってきます。

では、治療の種類を見ていきましょう!

 

1.ダイレーザー(Vビーム)

赤い色に反応する波長のレーザーを照射して、赤みをなくす治療です。
血管の中に通っているヘモグロビンの赤みにレーザーを反応させ、
その反応で、赤みの原因となっている余分な毛細血管や色素を除去します。

 

毛細血管拡張症にとてもよく効きます。
患者さんの経過を見ても、ばっちり効いています!

 

とても効果があるのですが、照射後2週間程度、照射部位が紫色になるダウンタイムがあります。
1回から数回で治療は終了します。

 

2.IPL(フォトフェイシャル)

フォトフェイシャルの中でも、波長を変えられる機種だとより効果があります。
レーザー治療ほど強くはないのですが、原理ははやり似たような感じです。

 

赤みに反応する波長の光を照射することで、赤みをへらします。

 

こちらは1回で効果を発揮するのはなかなか難しく、
5回~10回程度照射する必要があります。

 

酒さ、ニキビ、軽度の毛細血管拡張症に効果があります。

 

特に「M22」という機種は、患者さんの経過を見ていても効果がかなり高いです。
参照:最強のフォトフェイシャル、日本ルミナス「M22」の効果がすごい

 

フォトフェイシャルは美肌効果もかなり高いので、
肌の状態も改善したい方には特におすすめです!

 

3.ビタミンCの外用

ビタミンCには赤みを落ち着かせる効果もありますし、
余分な皮脂を抑制する効果もあります。

 

どの症状で赤みが出ている場合にも、わりと効果を発揮してくれます。

 

ただし、これだけで治療というのはなかなか難しく、
他の治療に加えてサポート的に使うのがいいと思います。

 

ビタミンC誘導体、またはAPPS(アプレシエ)が
入っている化粧水
などを使いましょう!

 

※脂漏性湿疹に関しては、まず皮膚科を受診して外用薬の治療をするようにしてください。
ほとんどの場合、保険で出る塗り薬で赤みもよくなります。

 

日常生活で気を付けること

毎日の生活を見直すだけでも、赤みが軽減してきます。

  • 紫外線対策をばっちりと
  • アルコールを控える
  • 香辛料などの刺激物を控える
  • 熱い飲み物を控える
  • 基礎化粧品を使いすぎない
  • 肌をこすらない
  • 睡眠をしっかりとる
  • ストレスを溜め込まない
  • ビタミン類をしっかり取る

どれも今日からできそうなことですよね!
できることから始めていきましょう!

 

まとめ

いかがでしたか?
参考になりましたでしょうか?

 

顔の赤みは意外と悩んでいる方が多いですが、
原因別にしっかりと治療をしていけばかなり軽減されますよ!

 

 

 


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