トレチノイン(レチノイン酸)の効果と使い方は?副作用はあるの?

トレチノインも、塗り薬で治療をしようとすると、
よく聞く名前のお薬です。
でも、正しい知識で正しい使い方をしないと、
しっかり効果は得られません。

 

今回の記事では、トレチノインの効果や使い方、
副作用についてお話していきますね。

 

トレチノインって何?効果はどんな感じ?

トレチノインとは、ビタミンAの誘導体です。
アメリカなどではずいぶん前からニキビの治療薬として使われています。
日本では市販されておらず、必ずドクターに出してもらう必要があります。

 

効果はこんな感じ。

  • 肌のターンオーバーを促進
    肌の古い角質をどんどんはがし、肌の再生を促します。
  • 皮脂の分泌をコントロール
    皮脂腺の働きをおさえて、皮脂の分泌をコントロールします。
    皮脂の分泌が多いニキビ肌の治療にも効果があります。
  • しわを改善し、肌のハリを出す
    コラーゲン生成を促す作用があるため、肌にハリが出てしわが改善されます。

私自身、もう8年以上使用していますが、
上に書いたような効果は、本当に得られます!!!
肌質もなめらかで手触りがよくなりますよ♪

 

トレチノインの使い方は?

トレチノインは、夜1回のみ使用します。
治療したい場所にポイント的に塗ります。
塗る量は、本当にうす~く伸ばす程度でOKです!
基礎化粧品すべてを使い終わった一番最後に塗ります。

 

皮膚科で出してくれるトレチノインの濃度は、
だいたい0.05%または0.1%のことが多いと思います。
人によって反応が違うので、
肌質や経過によって濃度を変えます。

 

始めに、塗るのはポイント的とお話ししましたが、
ちゃんとドクターの指導を受けながらであれば、
最終的には顔全体(目の周りは避ける)に使っても問題ありません。
必ず、反応をしっかり見てくれるドクターのもとで行うようにしてくださいね!

 

 

ちなみに、私は顔全体につかっております(肌が弱いので0.05%使用)。
肌質がものすごくよくなったのは、
トレチノインの力が大きいと思っています。

 

トレチノインの副作用は?

トレチノインの副作用は何といっても「皮むけ」ですね。
肌のターンオーバーを早めるので、どうしても起こってしまう反応です。

 

軽度の赤みや感想も、皮むけのせいで一緒に起こることがあります。
いつも以上に保湿を心がけるようにしてください。

 

私の経験ですと、
皮むけはやがてしなくなり、乾燥もしなくなります。
使い続けていると、また皮むけをするサイクルがやってきます。

 

皮むけの時期は、パウダーファンデーションを使うと目立つので、
リキッドファンデーションの方がおすすめです。

 

かゆみまで出るようでしたら、
一度処方してくれたドクターに相談するのをお勧めします。

 

また、妊娠中や授乳中の方は使えないので注意してくださいね!!
(胎児に影響する可能性があると報告されています。)

 

 

ハイドロキノンと組み合わせると、
シミも肝斑もかなり効果を得られます。
私の父親が、トレチノインとハイドロキノンを3か月塗り、
シミをすっかり消してしまいました!

短期間では効果がわかりにくいので、
めんどうがらずに3か月以上は続けるようにしてくださいね!

 

ハイドロキノンについてはこちらの記事を参考にしみてください。

シミを消す美白クリーム、ハイドロキノンとは?効果と使い方について。

 


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