【保険適応】脇の多汗症ボトックス注射でわき汗を止めよう!

夏のわき汗とっても嫌ですよね。
電車で吊革につかまる時とか、気になりません?
汗をかいた後の匂いも気になりますよね。

 

数年前から保険適応になった、
多汗症のボトックス注射で解決できますよ!

 

今回の記事では、
その多汗症ボトックス注射について詳しくお話ししますね。

 

 

多汗症のボトックス注射って何?

ボトックスはタンパク質の一種である、
ボツリヌス菌から作られた薬です。
もともと顔面ケイレンの治療薬として使われている、
厚生省にも認可されている安全な医薬品です。

 

しわの治療によく使われるので、
名前を聞いたことがある方は多いですよね。

 

このボトックスをわきの下に注射すると、
汗の腺の活動を抑制して汗をかきにくくしてくれるんです。

 

また、汗に雑菌が湧くことでニオイが出ますから、
ニオイの予防にも効果がありますよ!
わきがで悩んでいる方にもおすすめです。

 

 

保険適応ってほんと?

本当です!
数年前から保険が適応になりました。

 

厳密には医師が
「日常生活に支障がでるほど多くの脇汗がでる病気」
と診断した場合に保険適応となるのですが、
保険診療を行っているクリニックでしたら、
保険を使ってやってくれることがほとんどです。

 

しかも、保険適応でやってもらえるボトックスは、
日本の厚生省が唯一認可している、アラガンジャパン株式会社の、
「BOTOX VISTA」(ボトックスビスタ)という種類です。

 

 

金額はどれくらいするの?

金額は保険適応した場合、
3割負担の方で約3万円ほどです。

 

保険適応でなくても金額がものすごく安いクリニックのボトックスは、
韓国製や中国製の場合がありますので、
心配な方は受診する前に問い合わせることをおすすめします。

 

 

効果はどれくらい?ていうか痛い?

効果は注射後3日後くらいから出始めて、
4か月から半年くらい続きます。

 

4か月を過ぎたあたりからなんとなく汗をかき始めた、
という患者さんが多いですね。
私ももちろん経験済みですが、
はやり4か月くらいあたりから少し汗をかくような感じがしました。

 

5月くらいに注射しておけば、
夏の間は安心!といった感じですね。

 

厚着をする冬も意外と汗を気にする方が多いですが、
その場合は11月くらいにまた注射しておくと、
厚着の季節もやり過ごせると思いますよ!

 

痛みについては、
注射ですので痛いです(笑)

 

でも、痛みが苦手な方は麻酔のクリームを塗ってから
行うこともできますので安心してくださいね!

 

参考になりましたでしょうか?
わきの汗を止めてくれる多汗症ボトックス、
結構患者さんに人気です。
汗やニオイが気になる方は検討してみてくださいね!

 


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