ヒルドイドローション・ヒルドイドソフト軟膏の正しい使い方と効果
女医やナースも愛用するスーパー保湿剤「ヒルドイド」。
乾燥などの症状で皮膚科で処方されたことがある方もいると思います。
何でもそうなのですが、
使い方が間違っていればしっかりした効果を得られません。
今回の記事では、
そのヒルドイドの正しい使い方、効果について詳しくお話ししますね!
ヒルドイドにはどんな効果がある?
ヒルドイドには大きく分けると↓の2つの効果があります。
- 持続性がある高い保湿効果
- 血行促進作用
血行促進作用については、
ぶつけてしまったときや注射をした時にできる、
内出血を早めに治す効果があります。
(ものすごく早く引く、とまではいきませんが)
ここでは主に、一番多く使われる目的の、
保湿効果についてさらに説明しますね。
ヒルドイドがなぜ持続性のある高い保湿効果を出すかというと、
有効成分のヘパリン類似物質が水分子を引き寄せ保持することで、
吸水作用保水作用を示とされているからです。
なんだか少し難しくなってしまいましたが、
簡単に言うと、水分を保って逃がさないっていう意味ですね。
皮膚が乾燥してしまうと肌のバリアが落ちて、
色々なトラブルの元になりますから、
保湿は肌にとってすごく重要なケアというわけです。
正しい量と使い方について
どんなものでもそうですが、
正しい使い方や量がわかっていなければ、
本当の効果は得られませんね。
まず量なのですが、
こちらの写真を見て下さい。
「人差し指の第一関節1個分=両手の平の範囲」
となります。
ローションの場合はこれくらい。
「500円玉大=両手の平の範囲」
もう一つわかりやすい目安を書いておきますね!
塗り終わった後、ティッシュを一枚置いてもそのティッシュが落ちないで張り付いているくらい。
という目安です。
塗る回数については、1日最低2回!です。
朝晩は必ず使うようにしましょう。
顔に使ってもOK?
これはよくある質問なので書いておきますね。
もちろん顔に使ってOKです!
保湿力が本当に高いので、
私は市販のどんな高級クリームよりも、
この「ヒルドイド」をおススメしちゃいます。
顔に使う場合のおススメ使用法は、
- 夏はローション、冬はソフト軟膏
- 朝はローション、夜はソフト軟膏
この2パターンです。
もちろん自分の好みの使い方を見つけて使用するといいと思いますが、
迷ったら上に書いた使い方を参考にして見て下さいね!
ヒルドイドは最高の保湿剤ですが、
美容成分はあまり入っていませんので、
化粧水はしっかり美容成分が入ったものを使うといいですよ。
参考記事:化粧水は皮膚科の〇〇入りが絶対おすすめ。ビタミンC誘導体より効果あり!
保険で出してもらえるヒルドイドは、
あなたのお肌のケアに欠かせない存在になってくれるはず。
正しく使って賢くきれいになりましょ!
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