肝斑(かんぱん)の治療は皮膚科に行くと保険が適用されるって本当?
肝斑(かんぱん)という名前はきいたことがある方も多いと思います。
CMなんかでも出てくることがありますし、
シミかくすみで悩んでいる方は、
ネットでこの言葉を見たことがあるかもしれませんね。
今回の記事では、肝斑治療に保険は使えるのかについて、
お話していこうと思います。
肝斑の治療は保険が使えますか?
答えはYESです。
ただし、大前提として保険診療を行っている皮膚科を受診する、
ということをお忘れなく!!
ちまたでいう「美容皮膚科」というのには大きく分けると2種類あります。
自由診療(保険が使えない)のみを行っているクリニックと、
皮膚の病気についても診察をしている保険診療も行っているクリニック。
どちらも「美容皮膚科」という名前を使うのは間違っていないのですが、
診察してくれる内容に違いがあります。
自由診療のみしか行っていないクリニックは、
保険診療を行っているクリニックなら保険で出してくれるお薬も、
全て自費でしか出してもらえないので注意してくださいね。
保険が使える治療の内容は?
保険診療を行っているクリニックでも、
全ての治療が保険適応になるわけではありません。
国が保険で治療をしていいよ、と認めているもののみになります。
肝斑治療の場合、飲み薬が保険適応となります。
トラネキサム酸とビタミンCです。
市販の飲み薬にもトランシーノというものがあると思いますが、
皮膚科で出してくれるトラネキサム酸と同じものです。
当然、保険で出してもらった方が安くなりますよ!
ビタミンCも、なんと保険で出してもらえるんです。
市販のサプリメントよりも質が良くて安いです!
もう一つ保険で出してもらえるメリットというのがあります。
飲み薬の治療の場合、
3か月以上は飲み続けなければどうしても効果を感じにくいんです。
でも、市販のトランシーノには内服は2か月までと書いてあります。
これは、薬を飲み続けることで起きるリスクを避けるためです。
市販ということは、管理するのは自分自身という事になりますからね。
クリニックで処方してもらっておけば、
その辺のリスクはドクターがしっかり管理してくれるので、
長期的に飲んでいても安心というわけです。
保険の治療だけで肝斑は治りますか?
保険の治療=飲み薬でも、ある程度よくなります。
ただ、日常生活でどれくらい気を付けてくれているかにもよってきますね。
肝斑というのは、刺激により濃くなる傾向があります。
顔をゴシゴシとこするように洗っていたり、
紫外線対策をしっかりせずに日焼けしてしまったりしていては、
飲み薬を飲んでいてもよくなりません。
やはり、早く効果を実感したいのであれば、
自費での治療も併用する方がいいですね。
肝斑に対する自費の治療というと、
- ハイドロキノン
- トレチノイン
- ドクターズコスメ
- イオン導入
- フォトフェイシャル(特定の機種のみ)
などがあげられます。
それぞれの詳しい説明については、
また別の記事でしっかり説明しますね!
保険診療は正しく賢く使ってきれいになりましょうね!!
どこを受診したらいいかわからない方は、
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
本当に信頼できる美容クリニックの選び方 Part①
本当に信頼できる美容クリニックの選び方 Part②
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