ケミカルピーリング(グリコール酸・サリチル酸)の効果や回数、頻度は?
「ピーリング」という言葉を聞いたことがある方は、
結構多いのではないでしょうか。
なんとなく何に効くのかも知っているという方もいるかもしれませんね。
今回は、なかなか情報を仕入れにくい、
ピーリングの頻度や回数、
種類による違いなんかについてもお話していこうと思います。
もちろん、何に効果があるのかも書いていきますので、
自分に合いそうな施術かどうか、
じっくり読んでみてくださいね!
グリコール酸とサリチル酸は何が違うの?
ケミカルピーリングというとまず出てくるのはこの2種類。
グリコール酸やサリチル酸という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
サリチル酸ピーリングは、
正式には「サリチル酸マクロゴールピーリング」と言います。
簡単に2種類のピーリングの違いから説明してしまうと、
グリコール酸:皮膚表面の角質が剥がれやすい状態にする
サリチル酸:皮膚表面の角質を剥がしてしまう
といった感じです。
これを聞いただけでも、サリチル酸の方が効果が高そうな気がしてきますよね。
私が実際に患者さんの経過を見ていても、
サリチル酸ピーリングの方が効果が高いと思います。
ピーリングの効果は?
ピーリングの効果にはいろいろあります!
下に何に効くかを具体的に書いておきますね。
- 肌表面をなめらかにする
- くすみを消す
- ニキビ・ニキビ跡(色味)をなくす
- 肌のハリを出す
- 小じわ改善
- シミを薄くする
- 毛穴の黒ずみ、つまりを改善する
- 毛穴を目立ちにくくする
- 表面の角質がなくなるため、薬や美容液の浸透が良くなる
アンチエイジングを目的にするのでしたら、
断然サリチル酸ピーリングをお勧めしますよ!
どれくらいおきに何回やればいいの?
グリコール酸とサリチル酸の場合で頻度や回数が違いますので、
それぞれについて書いておきますね。
グリコール酸:1~2週間おきに8回以上
サリチル酸:2~4週おきに4回以上
グリコール酸の方が通う頻度も高く回数もかかりがちな印象です。
8回以上とは説明するのですが、
8回ではなかなかきれいになった感じがしにくいかもしれません。
最低でも3か月以上頑張る必要があると思います。
サリチル酸は、初めにお話しした通り角質を剥がしてしまうので、
1回でも肌が明るくなった感じはします。
やった後の手触りも、
私はサリチル酸ピーリングの方がつるっとした感じがすると思います。
痛みはありますか?
これだけサリチル酸ピーリングの方が効果があると言いましたが、
実はグリコール酸ピーリングの方が刺激は強いです。
グリコール酸は、顔に塗るとすぐにかゆみやピリピリ感があります。
サリチル酸は塗っている間ほとんど刺激はなく、
ふき取りや終わった後の洗顔の時、
薬剤が水と反応して少し刺激を感じます。
どちらも我慢できないような痛みはありません。
終わった後もほとんどの場合、
赤味は出ないか、出ても数時間で消えていきます。
ここまで読んでくれた方はもうお分かりだと思いますが、
ピーリングをするのでしたら、
私は絶対にサリチル酸ピーリングをお勧めします!
特に私のようにアンチエイジングを気にする方でしたら、
断然サリチル酸ピーリングですね!!
刺激も少なく簡単に終わる施術ですので、
美容初心者の方にもおすすめですよ!
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