糖質制限ダイエットは痩せない?1日何グラムの摂取量を守ればOK?

糖質制限は、体重を確実に減らす、
しっかり効果があるダイエットのひとつです。

 

食欲をおさえる必要もなく、めんどうなカロリー計算もいりません。

 

たくさん食べることができるのに体重が落ちるなんて、
夢のようなダイエットですよね?

 

しかし、やみくもに糖質制限をしてしまうと、
途中で挫折してしまうなど失敗に終わってしまいます。

 

そこで今回の記事では、
糖質制限ダイエットは痩せない?1日何グラムの摂取量を守ればOK?
ということで書いていきます。

 

 

なぜ炭水化物を制限するのか?

一般の食事ガイドラインによると、炭水化物の摂取量は、
食事全体の45~65%にすることを勧めています。

 

例えばあなたが1日に2000kcalの食事をとるとしたら、
約225~325gの炭水化物を取ることが目標です。

 

しかし、あなたが体重を減らしたいのであれば、
炭水化物を50~150g程度に抑えたほうが、
効果は早く現れます。

 

1日に食べる食事のうち、
ごはんやパン、パスタなどの炭水化物を、
タンパク質や脂質、野菜に置き換えて食べていきます。

 

そうして炭水化物の摂取量が減ると、
お腹が空きにくくなり、食事自体の量も減り、
結局は摂取カロリーも減って体重が減る。

このことが研究でも明らかになっているんです。

 

また、低炭水化物の食事をしていると、
健康にもいい影響を与えてくれます。

 

血糖値が下がり、血圧も下がり、
善玉コレステロール値を上げ、悪玉コレステロール値も下げてくれます。

 

糖質制限ダイエットは、低脂肪ダイエットなどの
ダイエットと比較しても、
体重が減って健康になるということが、
現時点でも科学的に証明されているんです。

 

1日に取る炭水化物(糖質)の量を決めましょう

ごはんやパン、麺類などの炭水化物を制限して、
砂糖が入っているものも制限すれば、効果は徐々に出てくるでしょう。

 

しかし、糖質制限ダイエットをの効果を最大に出したければ、
そのほかの炭水化物にも注目して考えていく必要があります。

 

ここに、炭水化物摂取量(糖質)の目安を書いていきますので、
自分に当てはまるものを選んで、
1日の摂取量を決めるようにして見て下さい。

 

1日100~150g

中程度の炭水化物摂取量になります。

痩せている人、体重を維持しながら健康になりたい人向け。

この炭水化物摂取量では、ぐんぐん体重を落とすことは難しくなります。
カロリー制限も一緒に行えば、体重は減っていくでしょう。

 

食べてもOKな炭水化物

  • すべての野菜
  • 1日に数個の果物
  • じゃがいも、サツマイモ、米や麦など、健康的な炭水化物を適度な量

 

1日に50~100g

食事療法で、ある程度の糖質制限をしながらダイエットをしたい人向け。

この量はダイエットで体重を減らしていきたい場合にかなり有効です。

 

食べてもOKな炭水化物

  • 野菜たっぷり
  • 1日2~3個の果物
  • ごく少量の炭水化物

 

1日20~50g

このレベルになると、代謝におけるメリットがかなり出始めます。

1日50g以下になると、あなたの体はケトン症になります。
簡単に言うと、エネルギーとなる糖質が体に少ない為、
脂肪をエネルギーとして使い始める状態です。

食欲も落ちる傾向になってきます。

早く体重を落としたい人、糖尿病の人、肥満の人向けです。

 

食べてもOKな炭水化物

  • 低糖質な野菜
  • ナッツ類、アボカド

 

 

いい炭水化物、悪い炭水化物

糖質制限で得られる効果は、
体重が減ってダイエットがうまくいくという事だけではなく、
健康状態を改善できるというメリットもあります。

 

せっかくの健康状態を改善というメリットを生かすためにも、
加工食品はできるだけ避けるようにしましょう。

 

健康状態も改善するというメリットも得たかったら、
加工食品を避けて、肉や魚、野菜にナッツ類、
アボカドや乳製品
を食べましょう。

 

繊維を多く含む炭水化物を選ぶのもおススメ。
ジャガイモやサツマイモ、玄米などです。

 

精製された砂糖や小麦などは避けるようにしましょう。

 

かんたんに脂肪が燃焼されるようになります

糖質制限ダイエットは、インスリン(炭水化物からの)の
グルコースを細胞内に取り込むホルモンの血中濃度を大幅に低下させます。

 

インスリンの役割の一つは脂肪を保存することです。

 

たくさんの専門家が、
糖質制限ダイエットに効果がある理由は、
このホルモンのレベルを減らすからだと言っています。

 

また、インスリンの作用の中に、
ナトリウム(塩分)を蓄えるよう、
腎臓に指示を出すというものがあります。

 

だから、炭水化物をたくさん食べてインスリンが増えると、
ナトリウムをため込んで体が過剰な水分をためこみ、
むくみやすくなるんですね。

 

糖質を制限すると、余分な水分が体から抜けていきます。

 

まとめ

いかがでしたか?

自分がどれくらい糖質を取ればいいのか、
決めることができましたでしょうか?

 

ダイエット成功の鍵は、継続ができるかどうかです。

 

やみくもに糖質制限をしてしまうと、
本当は食べていいものも食べられないと思ってしまったり、
また、逆に制限しているつもりが食べ過ぎてしまったり、
うまく行かなくなってしまいます。

 

ここにかいた数字を参考にしていただき、
ぜひしっかり効果がある糖質制限ダイエットをして、
目標を達成してほしいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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