ボトックス注射の失敗ってあるの?効果をなくす方法とは。
美容皮膚科が身近になってきた最近では、
こっそりボトックスやヒアルロン酸でバレない若返りをする方が増えています。
そこで気になるのが、失敗ってあるの?
失敗した場合、効果をなくすこっとってできるの?
という事。
日ごろ患者さんからも多い質問ですので、
今回の記事では「ボトックスの失敗や効果のなくしかた」について、
お話していきますね!
ボトックス注射に失敗はある?
失敗という言い方が正しいかわかりませんが、
思ったのと違う効果、という事はあります。
ボトックスの場合、効果が出てくるのに数日かかるため、
その場でチェックできないというのが原因ですね。
経験豊富なドクターでしたら、
患者数をこなしているので頭の中で効果をチェックできますが、
そうでもなければマニュアルに沿って行うしかないので、
こういったことが起こるわけです。
注射を打つ場所事態もそうですが、
その人に合わせた量をしっかり選ばなければ、
効果が弱すぎたり強すぎたりするんですね。
具体的な失敗例は?
よくあるのが、眉間や額のボトックスが効きすぎてしまった例です。
額のボトックスは、量をたくさん打った方がつるっとしてピーンと張った、
キレイなおでこになりますが、
その代わりまぶたが重くなってしまう事があるんです。
額のしわは元々その表情を作ることによって刻まれてきたしわです。
額にしわがあるということは、
眉を持ち上げて額にしわを寄せる表情をたくさんしているという証拠。
よくある訴えのまぶたが重くなる症状とは、
眉を上げられなくなることが原因です。
普段眉を上げて目を開いていたのに、
ボトックスにより額の筋肉が動かなくなり、
眉を上げられなくなるという原理でまぶたが重く感じるわけです。
もう一つの眉間のボトックスが効きすぎた例。
これは、眉間にしわが寄らないよう強めにボトックスを打った時に起きるのですが、
眉間当たり筋肉が使われなくなり緩むので、
眉間部分の眉が下がり、眉尻が上がった険しい表情になってしまう、というもの。
(- -)こういう眉だったのが、
(\ /)こうなってしまうという事です。
ボトックスの効果をなくすにはどうしたらいい?
実は、ボトックスの効果をなくす方法というのは、
ありません・・・。
血流をよくするためあっためるとかマッサージするとか、
そんなことを書いているサイトもあったりしますが、
実際はそんなことしても効果をなくすことはできません。
3か月から半年、ひたすら効果がなくなるのを待つ、
という事になります。
ただ、気に入らない状態をなんとかする方法、
というのはあります!!
眉間がわかりやすいので眉間で説明しますね。
(\ /)こうなった状態は、
眉間に効きすぎて眉が落ちているのですから、
今度は眉尻にも少しボトックスを打ってあげるのです。
そうすると、眉尻の眉も落ちてきますから、
険しい表情を治すことができるというわけですね。
ただ、これにも技術が必要になってきますので、
どうしてもドクターの経験がものを言ってきますね。
ちなみに、どんな場所でもこうやってボトックスを追加すればいいかというと、
そういうわけではありません。
ほとんどの場合は、やはり待つしかないわけですね。
私も実は経験済みです。
私は目元のしわが気になってボトックスをしたのですが、
効きすぎちゃって、
笑ったときに目元にできる「涙袋」ができなくなってしまい、
ぜんぜんかわいくない目元になってしまったことがありました。
(元々かわいい目元だったのかっていうのは別として(笑))
これもやっぱり待つしかない部分だったのですが、
本当になが~い3か月でしたよ・・・
私のおススメとしては、
まず少なめの量を注射してもらい、
効果が足りなければ追加するというもの。
なくすことはできませんが、
追加はできますからね!
参考になりましたでしょうか?
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